価格はもちろん、サービス、補償面でも信頼できる引越業者はどこ?
大手、中堅、小規模の引越し業者の中から選りすぐりの30社を
ピックアップして、分析、ランキングしています。
引っ越しを思い立った一番の理由は、狭くなったから!これにつきます。結婚した時に祖父母が住んでいた家を譲り受け、その時から古かった家を少しずつ手直ししながら住み続けていました。間取りは5LDKで、新婚当初は夫婦2人で住んでいて、掃除が大変だとか廊下がきしむとかその程度の悩みで広さに関しては何の心配もなかったのですが、その後子どもが3人生まれ、一番下の子が小学生になったときに、自分の父親が亡くなり、長男だったのもあって、一人になった母と一緒に住むことを妻と相談し始めました。なにしろ昔の家なので5LDKとは言っても部屋と部屋を区切るのがふすまっだったりして年ごろの子供が生活していくことと、母も増えることを考えると古い家を改築するよりも郊外で家を建てたほうが融通が利くと思ったのです。この家は妹夫婦に譲って住んでもらうことが決まり、母とも相談の上プライバシーに配慮した2世帯住宅を建築することにしました。
新居の場所を定めて設計士の方とどんな家にしたいかを話し合いながら家族でも何度も何度も協議を重ねて、みんなの希望を全部とは言いませんがある程度取り入れた家を建てることになったのですが…そのころには予算をはるかに超えていて引っ越し費用がギリギリになりました。こうなったら安い引っ越し業者を探すしかないということで知人に聞いたりネットで調べたりしました。しかし5人分の荷物を東京都荒川区から千葉県まで運んでもらうのには当然ながら結構なお金が飛んでいくわけです。また、一社見積もりに来てもらったときに我が家の前の道路が狭すぎてトラックを停めると通行を妨げてしまうので遠い道路にトラックを停めて小さなトラックで少しずつ運ぶしかないようなことを言われてしまいました。結局そこからは断られ、その点も事前にお話ししたうえで見積もりに来てくれた最後の1件でようやくお願いすることができました。しかもその道路の件も、「よくあるパターンです、慣れています!」と言ってくれて。家族で大感謝です。
作業の日はスタッフの方が5人ほどで来てくれました。これもまた驚いたのですが、不用品を回収してくれたり、買取まで行ってくれるというのです!こう聞くと家族も目が輝きだし、捨てるのも面倒だから持って行くしかないと思っていたものをこぞって引き取り・買い取りしてもらうという欲張りぶりを見せ、物理的にも気分的にもすっきりしました。こういうサービスはいいですよね。荷物の搬出自体も確かに小さいトラックで何回も往復してもらう作業は申し訳ない気持ちになるのですが、とにかくスタッフの方々が明るくて、気が楽になりました。また新居への搬入も終わり、それまですっかり忘れていたのですが、搬入終了が夕方以降になることがわかっていて、そこから荷解きは面倒ではないかと荷解きまで引っ越し屋さんがやってくれるプランにしていたことは、結果的に今回一番のナイスプレイなのではないかと思っています。細かい話ですが、ダンボールのガムテープをはがすのも気力がないと面倒で仕方がないのです。こうして大所帯の引っ越しを大変ではありましたが無事に終えることができました。面倒を一手に引き受けていただき改めて感謝でいっぱいです。