価格はもちろん、サービス、補償面でも信頼できる引越業者はどこ?
大手、中堅、小規模の引越し業者の中から選りすぐりの30社を
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仕事人間で、飲み会大好きだった私。世田谷区内の駅前エリアは、私にとって便利な場所でした。そんな私ですが、実は休日の趣味は野菜づくり。区のシェア農園で季節の野菜育てを楽しんでいました。多摩市に引っ越しを決めたのは、ずっと郊外でのスローライフに憧れていたからです。初めは共通の趣味の友人数人と、一軒家をシェアハウスして暮らす予定だったのですが、勤務地は都内の中心地なのと、いつか自分だけの畑を持つために節約もしたいので、1Kに決めました。1Kといっても、世田谷区内より広いので、とても快適に暮らせています。何より静かです。私の場合、ライフスタイル自体が一変したため、引っ越しの際は捨てるものが多かったです。頼んだ引っ越し業者さんは、処分するものに関してもとても親切に対応してくれたので、その点がとても良かったです。引っ越し業者は搬出、搬入、運搬だけするものだと思っていたイメージが、良い意味で変わりました。
私の場合は、生活圏を都内中心部から郊外に移すため、処分品が多く出ることが引っ越しブルーの最大の原因でした。特に、洗濯機や冷蔵庫、テレビなどの家電、ベッドや布団などのかさばる家具、一人では処分することは難しいので。また、食器や洋服、インテリア家具なども、引っ越しと同時に処分し、新しい生活に合ったものを徐々に揃えていきたいと思ったので、半分に減らすことにしました。でも、不用品引き取り業者に頼むにしても、世田谷区の粗大ゴミに出すにしても、見積もり料金が意外とかかったり、回収日が二週間後だったりと、コストパフォーマンスが良くないと分かりました。引っ越しに対して気がどんどん重くなっていきました。そんな時に、見積もりを取っていた一つの引っ越し業者さんから電話をもらいました。処分の件を愚痴のように話したら、「うちで引き取れます。」と言ってくれたのです。料金はかかるにしても、引っ越しと同時の処分であれば、少なくとも粗大ゴミ処分の基本料金はかかりません。また、買取やリサイクルも検討してくれるとのことでした。
私の最大の引越しブルーポイントだった「処分」に関して、親切に解決策を提示してくれたその業者さんに、依頼することに決めました。引越し当日に引き取ってくれるという点が、一番助かったところです。ベッドも冷蔵庫も洗濯機も、ギリギリまで使えたので、ほぼ普段と変わらない毎日を引っ越し当日まで送ることができました。おかげで、疲れを貯めることなく、元気に引越しができました。処分品に関しては、すべての家電は無料で、ベッド、テーブルも無料。服や本、食器は有料でしたが、大切に梱包してくれる様子を見て、気持ちよく手放すことができました。当日の作業スタッフさんはもちろんですが、電話対応してくれたスタッフさんの引き継ぎが良かったのだと思っています。今回の引越しは、スタッフさんに恵まれたことと、覚悟していた処分という出費が大幅に抑えられた点で、大成功だったと言えるでしょう。